YOGAの喜び

 

3月終わりから安定期に入り、YOGAを再開した。

2ヶ月半振り。

 

YOGAをはじめてから、こんなに長い期間アーサナをしなかったことはなかった。

 

つわりを乗り越えた体を労わりながら、まずは少しずつストレッチしていく。

 

膝裏や太腿の内側に、ここ数年感じていなかった痛み。

首の付け根に感じる、重い塊のようなしこり。

今のありのままの体を受け入れていく。

 

お腹の様子を伺いながら、やさしくアーサナを進めていく中で、

今までYOGAをしていた自分とは違う自分に気づく。

 

 

呼吸が深くなって

 

気持ちはとても穏やかで

 

カラダの隅々まで意識が行き渡り

 

常に自分の軸をしっかり感じている。

 

 

もちろん、今までも意識してきたことではあるが、

それらが体に溶け込んで、より自然に流れているのを実感する。

 

 

「痛み」という反応を返してくれるおかげで

腱や筋の一本一本を手に取るように感じることができる。

 

アーサナごとに、どの筋がどれ位どの様に伸びていくのかが分かる。

 

そして、この筋がこんな風に伸びていくんだ、と意識と体がつながった時、

「痛み」が「喜び」へと変わる。

 

お腹の中の小さな生命からの、思いがけないプレゼントのよう。

 

 

 

最後の瞑想は、両手をお腹にあててそっと目を閉じる。

すると、お腹が内側からふんわり温かくなってくる。

 

かなりの温かさになり、瞑想後もしばらく続いていることに、はじめは驚いた。

 

最近では、手をあててすぐに温かくなる。

今の子宮の大きさを認識できるほどに温かくなる。

 

はじめは、こちらからエネルギーを送っていたが、送っていると思っていたが、

どうやらそれだけではないようだ。

私だけでは、ここまで温かくはならないだろう、と思い

混ざり合っているもう一つのエネルギーの源を感じ、さらにうれしくなる。

 

「おはよう」

 

こうして早朝のゆったりとした1時間半のYOGAは終わり、

また今日も、穏やかな1日が始まる。

 

 

 

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